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2021年12月30日

天体アイテム紹介

スマホで星空撮影

日本一の星空を3回も獲った小笠原。いつ見ても素晴らしい星空だと思います。 星空ツアーにご参加されるゲスト様も感動してくれます。ただ最近参加者様の傾向に少し変化が。 カメラを持ってくる方が増え「星空写真を撮りたい」とリクエストが多くなりました。 それと共に「スマホでも星空撮れないの?」の質問も多く聞かれます。 今までは「スマホなんかじゃ撮れませんよ」と返答していましたが、あまりにもスマホ撮影のリクエストが多いので。しぶしぶ重い腰をあげて「iPhone12 星空写真写るかな?」を企画してみました。 その結果!?  

今回試してみるスマートフォンは?

  iPhone12 Pro Max で検証していきます。 2021年12月現在最新機種はiPhone13ですので1世代前の機種になります。 写真のレンズが3つ付いているスマホが iPhone12 Pro Max 手前のピンク色のは iPhone XS これは星空はほとんど写らなかった気がします。

撮影で使った機材紹介

 
  • ライト 暗いところでの作業では必要です
  • 三脚 長時間露光の星空撮影は手持ち撮影できません。必ず三脚に乗せて撮影
  • スマホアダプタ スマホを三脚に取り付ける道具
  • USBバッテリー スマホの予備電源。長時間露光はバッテリー切れになることがよくある。
スマホアダプタを三脚に取り付けスマホを取り付ける。 全て組み上がるとこんな感じになります

撮影場所は暗い場所を選んでね

本来、星空の撮影は暗いところで行いますが今回は色々テストをしたかったので周りに灯りのある薄暗い環境を選択。小笠原に来た人ならすぐわかる場所「先客待合所のクジラモニュメント」です。

星空写真専用のアプリで撮影

星空写真は特殊な撮り方をするため標準のカメラアプリだとうまく撮れません。 今回は「夜撮カメラ4」というアプリを使います。 設定が色々とあり私のブログ力ではうまく伝えきれないので要点だけまとめると
  • シャッタースピードは 1秒
  • ISO感度は 3200
  • 露光時間は 30秒
というのが一番星空を撮りやすい設定でした。 カメラを知っている方だと「シャッタースピード」と「露光時間」は同じ設定なのでは??と疑問に思われるかもしれません。 このアプリでは最大1秒のシャッタースピードを露光時間中に何枚も撮影して合成する「コンポジット」なるものを使っているみたいです。 もっとキレイに撮れる設定があるかもしれませんが今回はこの設定に行きつきました。

20秒、30秒、40秒、50秒、60秒で撮ってみた

左の画像から露光時間を20秒、30秒、40秒、50秒、60秒の順番で並べてみました。違いは夜空の明るさが変化しているのがわかりますが??暗い(黒い)夜空から明るい(青色)夜空へ変化しているのがわかります。露光時間を長くすると暗いところも明るく写せる。これが星空写真の基本です。
しかし写真の一部を拡大してみると60秒の画像では星が点にならずに伸びちゃっています。 これは地球が自転することによって星が動いているため。星空写真では必ずぶち当たる壁です。 色々テストした結果、星を点にするのは30秒ぐらいがちょうどよかった。

結果!!スマホでこれくらいの星空写真は撮れる!!

テストの結果を踏まえて暗い場所で撮影してみました。一眼レフカメラで撮影している人からすれば満足いく写真ではないと思います。ただスマホだけしか撮らない人には十分な仕上がりなのでは? 個人的な感想は上出来です。ただスマホ星空写真のリクエストがあったらうまく対応できるかは不安です。。。  以上、おわり。

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