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2022年01月10日

日々のできごと

父島島民の母島旅行

小笠原諸島の有人島は父島と母島の2つ。人口は父島2000人くらい母島500人くらい。 本土との定期船「おがさわら丸」は父島から発着しています。母島までは「ははじま丸」という別の定期船が運行しています。 父島島民は仕事以外で母島に訪れる機会は少なく、父島生まれ育ちの私も過去10回程度?しか行ったことがありません。 今回、お正月休みを利用して久しぶりに母島旅行へ。10年ぶりかな? その間に「ははじま丸」も代替わりしたので新「ははじま丸」は初めての乗船。ワクワクの旅行でした!!

ははじま丸に乗って

3代目「ははじま丸」のスペック・全長65m ・幅12m ・総トン数499トt 外観は白色で前方の貨物用クレーンが特徴的です。いっぱい荷物が積めるようになったみたいです。 2代目と比べても随分大きくなった気がします。写真は左舷側と右舷側から眺めた景色。お見送りは右舷側のデッキからとなります。 出港時間は朝7時30分なので旭山からの日の出がきれいでした。
船内は椅子席と雑魚寝席があり早いもの順です。閑散期は好きなところに乗ることができますが繁忙期は席取り合戦になりそうですね。別途個室もあるそうですがあまり利用する人がいないみたい。ほかにも写真展示コーナー、自動販売機、広々したトイレなどなど。 2代目と比べても広いしキレイだし2時間の船旅は快適に過ごせましたよ。
外のデッキに出て景色を眺めていると1時間半ぐらいで母島の北部まで来てしまいます。南北に長い母島は島に近づいてから入港するまでが長い。 しかし見慣れていない島の外周風景はとても新鮮でずっと眺めていられます。 入港直前になると貨物室を開け着岸準備。あまり揺れることなく無事に到着しましたとさ。

母島めぐり

ははじま丸を降りてすぐにチェックイン。母島では必須となるレンタカーを確保いざ!!母島めぐりへ出陣!! まずは母島集落(元地)から南崎へ続く「南進線」から。運動場がある評議平を過ぎて「御幸之浜」へ行ってみた。車を降りて遊歩道を歩くこと15分ぐらいかな?ゴロゴロした大き目の石でできたビーチです。案内板に書いて情報では昔々、天皇陛下が来島したときに生き物採取をしたことから「御幸」の名前が付いたんだって。一番のみどころは「貨幣石」(かへいせき)とよばれる有孔虫の化石が所々でみられます。
ははじま丸から降りたばかりの子供たちはテンション低めだったが。御幸之浜を過ぎたごろから元気が出てきた!! 色々はしゃいで歩いていたら撮影が疎かに。南進線では「万年青浜」(おもとはま)と「南崎」入り口まで行ってきました。 さすがに南崎までは遠くて断念。
観光パンフに載ってはいないけどおすすめスポットがこちら!!
  • 「新ヘリポート」正確にはヘリポートより上にコンクリートの建物がある。登って良いのかわからないけど景色が最高です
  • 「朽ち果てたユンボ」旧ヘリポートの近くだったかな??朽ち果てたユンボの周りを植物が覆っている。ラピュタにでてくるロボット兵を思わせる。

昼ごはん事情

母島の昼ごはん事情。何も知らない観光客に厳しいのです。 ランチできるお店は少なく食べそびれることもよくある。お弁当を確保しておくことがおススメ。 左の写真「脇浜なぎさ公園」なんか静かでいいですよ。

脇浜なぎさ公園の奥にある「鮫ヶ崎」もお弁当スポット。看板から階段を登っていくと休憩所がある。 今回の旅行では見事に正月休みのお店ばかりだったので「BOOTERS」という去年8月にOPENした、お惣菜・お弁当屋さんにお世話になりました。 ※写真撮り忘れてゴメンなさい。

「鮫ヶ崎」はホエールウォッチングスポットしても有名。1月になればほぼ確実にクジラを見ることが出来ます。双眼鏡なんかがあると面白いかもね。

母島めぐり~午後編~

午後からはレンタカーに乗って北進線を北上。母島の集落は南側にあるので南端まではすぐに着くが北端は遠~い。お昼ご飯を食べた子供たちは車中で爆睡。 途中、固有種「メグロ」の看板で眠気を紛らわし「北港」と「東港」へ立ち寄る。どちらの港も何があるわけではないので軽くスルー。この日は風が強くて寒かった。 

帰り道に「北村小学校跡地」に立ち寄る。ポトスやガジュマルに覆われているがコンクリートの基礎がわかる感じ。一段高い台を見つけた子供たち。 アニメ進撃の巨人「心臓をささげよ!!」敬礼ポーズがやりたかったみたいだ。

+α 夜には星空ツアーへ
母島にも星空ガイドさんがいるのを知って、こっそり偵察のはずでしたが。。。 予約の時にすでにバレていたみたいです。「カノープス母島」さん!!お世話になりましたぁ~!! ロケーションは「旧ヘリポート」 むかし母島遠征観望会もこの場所だったのでなんだか懐かしかったな。まさか親になり娘と一緒にこの場所で星空を見るとは思わなかった。

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